不思議なコーラ

trespass/Merry Ghostsでドラムを叩いているカノウのブログ

シャッフルな気分

先日DJ MANOWARに教えていただいた(ありがとうございます!)曲が素敵でよく聴いてます。

Prison Bound -Social Distortion
夏にはシャッフルが合いますね〜


さて、お知らせです!
明日8/16(水)コンピレーションCD「Throw Away Your CDs Go Out To A Show」が発売です。
私たちは「Plastic Carnival」で参加しています。
是非聴いてください!

「THROW AWAY YOUR CDS GO OUT TO A SHOW」Album Trailer
リリースイベントの京都編に我々も出演します。
information→https://circusinthebasement.tumblr.com/

それから、ライブやります、今週末!

■08/18(金)南船場SOCORE FACTORY
WEIRD×SOCORE FACTORY共同企画 “HAZURE” vol.6

WEIRD
ダイバーキリン
ANDREW KITCHEN
Piano Shift
trespass

DISTRO:Tiny Script Endings】

open 18:30 start 19:00
adv 2000yen door 2500yen

週末ですもの、夜遊びしましょう!


「最近借りてきた本」
炎に消えた名画(アート) (扶桑社ミステリー)
チャールズ・ウィルフォード『炎に消えた名画(アート)』(扶桑社ミステリー)

敬愛する氏がウィルフォード作品についてSNS上で独りごちていらしったので、ほほう、氏の作品を愛する者としてそれは読まねばならんなと借り出してきたのですが、読後の頭痛がひどい…面白さに随分と引込まれ、自分のペース以上のスピードで読み終えたもので。

あらすじですが、野心溢れる若き美術評論家フィゲラスはコレクターのキャシディから、老画家ドゥビエリューに面会したくないかと持ちかけられる。その画家というのは現代美術史上最も重要な存在でありながら、作品が全て火災で失われた後はずっと沈黙を守っている伝説的な人物である。彼に面会するだけでもアート界は色めき立つだろう。しかしこの話には裏があり、キャシディは見返りとしてドゥビエリューのアトリエから作品を盗み出すようフィゲラスに要求する――。終盤のみが犯罪小説…ああ、この先あまり書いてはいけない、これはミステリなんだ。

さておき、アートにまつわる研究・業界を俗人たちばかりを登場させて描いているということだけでも面白い作品だった。語り手でもあるフィゲラスってばホント嫌な男だし、もちろん他の奴ら、恋人のベレニスや老画家ドゥビエリュー、コレクターのキャシディなんかも人間性が薄っペラい!ペラすぎる!でも実際にいそうだな…と思わせるあたりさすが。
それから膨大な薀蓄も楽しい。ペダントリーが溢れかえっておりましたわ。
そして、特筆すべきはやはり最後の展開。残りページ数わずかとなってからシビレまくりでした。(ああ、この先あまり書いてはいけない、これはミステリなんだ、でもこれだけ言わせて)ラストシーンは所謂ラスコーリニコフ的なものとは真っ向対立する「告白」ってことですよね。人間の業の深さが、そいつがペラい奴であればあるほど人間の持つ深い闇が、鋭くこちらに迫るように感ぜられました。
あ、あと解説者によるドゥビエリューの焼失してしまった作品タイトルの解釈も面白かったなー、って、ああ、この先はもう黙ります。

冷やせ

ここ最近いろいろなものを凍らせてます。暑いんで。
プリン、バナナ、ヨーグルトはもちろん、今朝は冷凍アンパンを食べました。

見た目の違いはあまりないですが…大変美味しかったです。
アンコはどうやっても美味いんですね〜
次はどら焼きを冷やしてみよう。

さて、今月はコチラでライブします。
久々にWEIRDと対バン!
初夏にリリースされたe.p.は歌心タップリのWEIRD節だったし、楽しみです!
我々8月はソーコアでのこの1本だけですし、是非是非お越し下さい〜!


■08/18(金)南船場SOCORE FACTORY
WEIRD×SOCORE FACTORY共同企画 “HAZURE” vol.6

WEIRD
ダイバーキリン
ANDREW KITCHEN
Piano Shift
trespass

DISTRO:Tiny Script Endings】

open 18:30 start 19:00
adv 2000yen door 2500yen


「夏だから借りてきた四冊」
辺境図書館
皆川博子『辺境図書館』(講談社

アンナ・カヴァン野溝七生子佐藤亜紀マンディアルグ、シュオッブ…自分の好きな作品がたくさん採り上げられていてムフムフ言いながら読んでいるうちに、そうだそうだ夏には擬古文といかぬまでも衒学的な文章が似つかわしいんだったと思い出して、焼けるー溶けるーと文句垂れついでに汗もダラダラ垂らしながら図書館で借り出してきたのが下の二冊。
妖桜記〈上〉 (文春文庫)
妖桜記〈下〉 (文春文庫)
皆川博子『妖櫻記 上下』(文藝春秋

やっぱりいいわぁ、この文章。筋はまあもっと面白いのがこの作者にはあると思うけど(でも下巻入っての中弛み感も嫌いじゃない、退屈というよりむしろ味わい深い)。本作は室町時代、赤松満祐が足利義教を暗殺するくだりを幕開けに、もちろん美男美女のオンパレード加えて化物めいた異形の者もゾロゾロ出てくる妖しの幻想絵巻とも呼ぶべき作品でして、暑気払いっつーか現実逃避にはうってつけ。逃げるな!現実を直視せよ!とか怒らんといてくださいよ、だってこう暑いんじゃ日常から目を逸らしたくもなりますよ…

剣闘士に薔薇を
ダニーラ・コマストリ=モンタナーリ『剣闘士に薔薇を』(国書刊行会

で、日常から遠く隔たったものほど良いであろ、と次に借りたのは古代ローマ(どんだけ離れようとしているんでしょうか笑)の元老院貴族を探偵役としたミステリ。仕える秘書と二人で不可解な死を遂げた剣闘士の謎を解いていくのですが、このコンビ、レックス・スタウトネロ・ウルフとアーチーにしか見えないわと思ってあとがき見ましたら、ミステリファンのこの作者、イタリアで人気のあるこの二人をモデルにしていたそうで。やはり皆あのコンビが好きなんだなー。じゃ次はそろそろいっちゃおうかなー。全作読んでしまうのが惜しくてとっといたネロ・ウルフシリーズ。

明後日はたこ焼きを食べると決めている

先日、美味いコーヒーを飲みに近所の喫茶店へ。
本日は電灯をつけておりません、キャンドルの灯りとともにコーヒーをお楽しみください
とのことで、幻想的でオシャレなひとときを過ごしてきましたよ。
コーヒーの香りや味がいつもより際立って感じられるのは、この仄暗さのせいかな、うん美味しい。

まあ、カバンには読みかけの本が入ってたんですけどね

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さておき。
先週末、夜想へ遊びに来てくれた皆さん、素敵な夜に呼んでくれたExcuse To Travelをはじめ対バンにスタッフの方々、ありがとうございました!
京都の街は暑く、そして夜想での夜はアツかったです!
旧友との久しぶりのバカ話(笑)これもまた楽しかったですし◎
この日はsunday documentのレコ発京都編でして、e.p.入手してきました。

エクトラのスプリットとともに☆☆今夏聴きまくるぜ!

で、今週末は大阪で懐かしい面々とサンデイのレコ発を祝います!
皆さん、是非ご一緒に!


■07/15(土)扇町para-dice
sunday document new e.p“over hedge”release party in OSAKA

sunday document
peach Fuzz
ジャカランタン
カッパマイナス
trespass

open 18:00 start 18:30
adv 1500yen door 1500yen

「今読んでる本」
あまりにも前回の記事から間があいていて全部挙げるのも煩わしいので、今読んでるものを。
精霊たちの家 上 (河出文庫)
精霊たちの家 下 (河出文庫)
イサベル・アジェンデ『精霊たちの家』上下(河出文庫
面白い!なぜ今まで手にしなかったのか。夏休みのために用意していたものだけどちょっとだけなら良いよねと読み出したら止まらなくなりあっという間に上巻読了。精霊たちに見守られる一族の三世代に渡る物語でして、精霊と交流しながら育っていくクラーラを筆頭に多数の魅力的な人物が登場しては波乱万丈な人生を送るのだけど(19世紀末からクーデターが起こる1973年までのチリが舞台)、やはりこの作品の素晴らしさ・面白さは、すべての人間や場所や出来事に歴史・未来・意味があるということを描ききっているところ。あらゆる事象は物語を孕んでいる。その無数の物語を同時進行的に語るかのような力強さがこの作品にはあります。
とにかく止まらんってコトで、じゃ、続きの下巻いってきマスー

もう夏が来たといって良いんじゃないでしょうか

先日遊びに行ってきたWHY?@Urbanguildでの余韻に浸っております。

WHY? Japan Tour 2017 – 05/15/2017 @FEVER

曲のために必要な音がふさわしい音色で鳴ってました。
ドリーミーでクールでユーモラスで素晴らしかった!
終演後、ヨニに私のWHY?愛を頑張って伝えてきました(英語が拙なすぎて…通じたのかかなり不安笑)

で、夜な夜なライブハウスで遊びまわっているわけですが、
もう明日ですね、日曜は我々ライブやります!
ヤヤコの皆さんにお呼ばれしました。ありがとうございます!
Diskover初めて見られるのも楽しみだし◎
私たちは一番手、18時半からぶっ飛ばします!


■05/21(日)梅田HARD RAIN
The Yayako presents「燻しナイト vol.5」

The Yayako
Interesting results(Kagawa)
Diskover
リングマネーズ
trespass

open 18:00 start 18:30
adv 1800yen door 2000yen

皆さん、一緒に夜遊びしましょー!


「最近の三冊」
紙の動物園 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
ケン・リウ『紙の動物園』(新ハヤカワSFシリーズ)
四角い卵 (サキ・コレクション)
サキ『四角い卵』(風濤社)
その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ) (ハヤカワ・ミステリ 1912)
ジョー・ネスポ『その雪と血を』(ハヤカワポケットミステリ)
冒頭部、雪が静かに血を吸い込んでいく場面が印象的。そのせいだけではないけど最後まではかなげなイメージがつきまとう作品だった。終盤の切なさはちょっとやりすぎじゃないかと…。

ここ最近どうも読むのに集中できず、いくつか手にしても読みたいのとちと違うなあとぼやくばかり。これは読みたいのが世に出てないのだとブーたれてましたが、完全に自分が怠けていたからでした。探したら山ほどでてきました、人のせいにしてスミマセン。
朗報!6月下旬にジーン・ウルフミルハウザーが出るみたい!!!

先週末は

やたらとWipersに出会った週末でした。
レコードもかかってたし、JinくんTシャツ着てたし、Wipers話で盛り上がってる人が神戸にも大阪にもいたし…
というわけで家帰ってCD引っ張り出し聴いとります。

The Wipers - Taking too Long
ふお〜格好いいすね〜!

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日曜のライブへ来てくれた皆さま、どうもありがとうございました!
ベアーズ30周年おめでとうございます!
この日は、SOLMANIAとHair Stylisticsという敬愛する、そしてなかなか共演する機会のないミュージシャンたちと一緒にできて本当に嬉しかったです。


SOLMANIA

Hair Stylistics

嬉しすぎまして、エヘヘヘヘフヘ

くつろぎながらも刺激的な時間をたくさん過ごしてきたとても大好きなライブハウスです。これからもまた楽しいことを求めて遊びに行きます◎


さておき。
今月はもう一本神戸でライブがあります!
来週のど真ん中、水曜日にヘラバラウンジでやります!
オーストラリアからのHownowmerを迎え撃つのは地元神戸勢3バンド!
お仕事帰りにお立ち寄りください、遊びましょー!


■04/26(水)神戸HELLUVA LOUNGE
HELLUVA LOUNGE presents

Hownowmer(Melbourne)
BLONDnewHALF
Douglas
trespass

open 18:30 start 19:00
adv 1800yen door 2300yen

で、GWに入りましたらコチラ!
神戸・京都でライブします!


■5/4(木) 神戸HELLUVA LOUNGE
虻蜂とらず&HELLUVA LOUNGE presents『円を描く』

虻蜂とらず
ケッチ(Okayama)
mu-neujohn
nayuta
trespass

open 18:30 start 19:00
adv 1800yen door 2300yen


■5/5(金) 西院nega-posi
LOVE OVER VOLTAGE Presents【ignition! Vol.2】

oops
HALF SPORTS
NicFit
シゼンカイノオキテ
trespass

※Discount for teenagers 1,000yen(no drink charge)要身分証提示

open 17:30 start 18:00
adv / door 1800yen

どの日も素敵なメンツでお待ちしてますよ!
最高の夜遊びを!ご一緒に!


「最近のお買い物四冊と借りてきた三冊」
光の塔 (ちくま文庫)
今日泊亜蘭『光の塔』(ちくま文庫
一気食いならぬ一気読み。ゲフーと腹をさすりながら御馳走様でした、面白かった!ネタばらしになるのでストーリーについては書きません(まあでも読み始めたらすぐ敵の正体の予想はつくけどね)。が、これは声を大にして言いたい。端正な地の文と正確な話し言葉として表記されている会話文の旨み、空飛ぶタクシーが走り回っている昭和の街並みは郷愁さえ感じる由緒正しきレトロフューチャーの世界。是非ご一読あれ!
船出(上) (岩波文庫)
船出(下) (岩波文庫)
ヴァージニア・ウルフ『船出 上下』(岩波文庫
これは今からゆっくり読みます。ウルフのデビュー作本邦初訳。
百年の散歩
多和田葉子『百年の散歩』(新潮社)
美しく織られた文章を心地よく追いかけていると、ここには存在しないはずのものが、言葉遊びのようなふりをして突然(わりと頻繁に)目の前に出現する。(「奇異茶店」でコーヒーやスープをすするのはともかく「米寿色」のスカートだなんて!)見慣れた風景の中にある〈違和感〉を見出しながら街を歩いていく、これぞ〈散歩〉の醍醐味ですよね。もちろん歩いているのが、歴史ある異国〈ベルリン〉の街というのがこの〈違和感〉をさらに際立たせているわけですが。あとこれも書いておかなくちゃ。本作品を読み痛感するのは、一つの言葉に一つの意味、ではないということ。言葉は記号的なものではなく、思想や想像力がいくつも重なり合っているものだということ。人によって言葉の意味は(きっと少しずつずれていて)違うということ。てことは自分の周りは、私をとりまくこの世界は、全く同じものを誰ひとりとして共有していないということ。そりゃ不安でちょっと怖いけどそっちの方が断然面白いわ。
ネロ・ウルフの事件簿 アーチ・グッドウィン少佐編 (論創海外ミステリ)
レックス・スタウトネロ・ウルフの事件簿 アーチ・グッドウィン少佐編』(論創社
このコンビの掛け合いがちょっと癖になってきましてね、立て続けに読んでます。
逃げる幻 (創元推理文庫)
ヘレン・マクロイ『逃げる幻』(創元推理文庫
【中古】 にわか大根 猿若町捕物帳 /近藤史恵(著者) 【中古】afb
近藤史恵猿若町捕物帳 にわか大根』(光文社)

最近毎日

本を読み胸を高鳴らせています。
そして同じくらい楽しみで待ち遠しいのは今度の日曜!!


■4/16(日) 難波BEARS
BEARS 30th ANNIVERSARY!!

Hair Stylistics
SOLMANIA
trespass

open 18:30 start 19:00
adv 2300yen door 2500yen

皆さん、是非お越し下さい!

「最近の六冊」
冥土めぐり (河出文庫)
鹿島田真希『冥土めぐり』(河出書房新社
コレしんどいわぁ。と読了直後につぶやく。
第147回芥川賞受賞作品である表題作、主人公奈津子の母親は娘を自分の思い通りにしたうえ金づるにしようと執着し、浪費家で奈津子に歪んだ愛情を見せる弟とともに(父親は既に亡くなっている)奈津子が結婚した後も干渉してくる。また奈津子の夫太一は、結婚直後に病に倒れ、奈津子の介助なしでは生活ができない状態である。当の奈津子も「この毒親にシスコンが!黙れ!」と正面切って反発することなく家族の言葉に従っている(従わなくても流されている)。
と言ってもしんどかったのは、主人公をとりまくこの八方塞がりともいえる窮屈な状況ではない。奈津子の嫌悪するものが私も同じように忌み嫌っているものでありあまりにも似通っていることに驚いたうえ、嫌なものを思い出したものだから似たような出来事がつられて浮かんできて憤懣やるかたない…という読書体験だったからである。例を挙げる。奈津子が母親の口癖とも言える「わあわあ泣く」という言い方の「わあわあ」という表現に対し、「癇に障るような、生理的に受け入れがたいものを感じて、気がおかしくなりそうになる」と思い、さらに「知恵の足りなさ」と「非力」をこの「わあわあ」に感じ取っている箇所があるのだが、あーそうそういるいる、いるよね、いい大人が無知・非力と純真無垢とをごっちゃにしちゃって(まあ意識的にやっている人はさほど嫌いじゃないけど)。本人が信じ込んでいるのはまあ百歩譲ってよしとしても何故こっちにまで押し付けてくるかね、勘弁してくださいよ。などとブツブツ言いながら読んだら、そりゃぐったりするわ。
まあ、いちいち細かいところに目くじら立てて勝手にイライラしながら読んでいるお前が大人げないわとか、〈純真無垢な少女性〉に噛みつくなんて型にはまったフェミニズム信仰だとか、わかってますわかってます、わかっとるわい!が、それでもイラつくものはイラつくのである。
本作品はB6判単行本サイズで約80ページ。さほど多くない文量の中、他にもいくつか共感する場面が出てきましたので、冒頭に述べましたようにしんどいわぁと洩らした次第です。この共通している感じ、おそらく作者は私と同世代に違いないと調べてみたら同じ生年月日でした。あれ、そういや名前も同じ…うわ、しんどいわぁ。
その暁のぬるさ
鹿島田真希『その暁のぬるさ』(集英社
スティグマータ
近藤史恵スティグマータ』(新潮社)
ツール・ド・フランスを舞台にレースに関わる者たちの人間模様・スポーツへの深い愛が描かれる。大勢出てくる登場人物造形もわかりやすくまたテンポもよくツール・ド・フランスを全く知らない私も楽しめたのですが、またやっちまった!これシリーズものの五作目らしい…順番間違えた!
黒い蘭―ネロ・ウルフの事件簿 (論創海外ミステリ 130)
レックス・スタウトネロ・ウルフの事件簿 黒い蘭』(論創社
これもそう。先日読んだネロ・ウルフシリーズの一冊目。まあ事件簿だからね、時間軸に沿って読まなくてもね(ちょっと悔しいのは否めない)。
質屋探偵ヘイガー・スタンリーの事件簿 (シャーロック・ホームズの姉妹たち)
ファーガス・ヒューム『質屋探偵ヘイガー・スタンリーの事件簿』(国書刊行会
和子の部屋 小説家のための人生相談
阿部和重『和子の部屋 小説家のための人生相談』(朝日新聞出版)
阿部和重が10人の女性作家と対談していく企画をまとめたもの。金原ひとみは昔と変わらず真面目な印象。綿矢りさとの対談はとても楽だったに違いない(綿矢氏バッチリキャラ設定できてるし笑)、川上未映子とはまだ結婚してない時期なんだ、この時実は周囲に内緒で付き合ってたりとかして…なんて、下世話でスミマセン。

Styleありがとうございました!

土曜ヘラバラウンジでのStyleへ遊びに来てくれた皆さん、出演バンドのConvex Level、ANYO、DJ GUILDにスタッフの方々、どうもありがとうございました!
この出演者たちで、Convex Levelの神戸でのレコ発を行うことができて嬉しかったです。


ANYO、ヘラバ初登場とは思えない程バチっとサウンドも重厚な世界も魅せるライブで本当格好良かった!またやりましょー!

Convex Level、23分の名曲“Lost And Found”も聴けて満足!コンベックスのライブってステージ上で瑞々しい「音楽」が構築されていくのが体感できて…大好きです!

DJ GUILD、BGM(バックグラウンドメタル)係だと言いつつ幅広いたくさんの引出しで皆に囲まれまくってました、心からのメロイックサインを!

たくさんの人にStyleを丸ごと楽しんでもらえたようで、企画した者としては本当に嬉しかったです!

(憧れのF村姉様と撮ってもらったー☆)

Styleというあの場にいた人たちは何を思ったかしら、どう感じたかな。
夜更けに一人打ち上げと称して、コーラ飲みつつ思いを馳せております。

誰かのハートが鼓動を刻み始めた夜であったなら、
何かが動き出す始まりの夜になっていたとしたら、
とても素敵で面白いですよね!

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さておき、次回trespassライブは来月になります。
大好きなベアーズの30周年イベントでお祝いします!
超超格好良くて刺激的な対バンですしね!
もちろん全力で行きます!!!!


■04/16(日)難波BEARS
BEARS 30th ANNIVERSARY!!

Hair Stylistics
SOLMANIA
trespass

open 18:30 start 19:00
adv 2300yen door 2500yen

ハイ、皆さんもご一緒に!!!


「最近の三冊」
ネロ・ウルフの事件簿 ようこそ、死のパーティーへ (論創海外ミステリ)
レックス・スタウトネロ・ウルフの事件簿 ようこそ、死のパーティーへ』(論創社
食通探偵ネロ・ウルフの事件簿、付録には作品に登場する料理のレシピが載ってます。非日常的なメニューばかり笑(羊のキドニーのブルゴーニュ煮こみとか食べてみたいけど…)そしてややこしく気難しい人ってやっぱり魅力がありますね、すぐにぶすっとするウルフをはじめ面倒くさそうなキャラクターが多数登場して楽しい作品でした。
リクガメの憂鬱―博物学者と暮らしたカメの生活と意見
バーリン・クリンケンボルグ『リクガメの憂鬱―博物学者と暮らしたカメの生活と意見』(草思社
シャルロットの憂鬱
近藤史恵『シャルロットの憂鬱』(光文社)
うわ!憂鬱が二つも!