不思議なコーラ

trespass/Merry Ghostsでドラムを叩いているカノウのブログ

2016年ありがとうございました!

Ian Martin氏による記事に“Expanded Memories”を挙げてもらってます。
どうもありがとうございます!
「The best of Japanese indie in 2016」(『The Japan Times』Dec 25, 2016)
http://www.japantimes.co.jp/culture/2016/12/25/music/best-japanese-indie-2016/#.WGDRcv_auUl

2016年も暮れていきますね。
私たちの活動を面白がってくれた皆さんには本当に感謝です!
今年も楽しくやってこれました。
来年もいろいろ練って実行していきますので、また一緒に面白がってくれたらとても嬉しいです。

2017年もすぐやってきますね〜楽しい夜にお待ちしておりますよ!
1月は広島と神戸で!

■1/8(日) 広島4.14
etos主催“田舎者フェス2日目”

etos
num contena (福岡)
nuill & un cuento de hadas
feedback my son
trespass

open 18:00 start 18:30
adv 2500yen door 2500yen

■1/15(日) 神戸HELLUVA LOUNGE
【ぐうたら狂☆HISATAKA☆共同企画、hyper reach】

☆HISATAKA☆
ぐうたら狂
HIMO (Kita Shinjuku)
Avenue Z (France)
trespass

open 18:30 staart 19:00
adv 1800yen door 2300yen

「最近の三冊」
イエスの幼子時代
J.M.クッツェー『イエスの幼子時代』(早川書房
面白いです!といってもまだ序盤、読みかけですが。
名前や過去を捨て、生活が保障されている街(とはいうものの衣食住は非常に粗末なもの)で暮らし始めた初老の男と五歳の少年。タイトルから想像するにこの少年が「イエス」として描かれるんですよね、きっと。登場する人物のセリフもなかなかに謎めいていて魅力的です。続編もあるようですし(日本ではいつ出るのでしょうか)じっくり読みます。
植物診断室
星野智幸『植物診断室』(文藝春秋
「徘徊」と称する散歩、ベランダでジャングルのように植物を茂らせる「ジャングリング」を趣味とする四〇歳の独身男性、水鳥が主人公。彼は商事会社に勤め高層マンションの21階に住み、人付き合いは拒絶するタイプだけれど子供からは妙に懐かれるというキャラクター。そんな水鳥が妹夫妻に頼まれて五歳男児と0歳女児の母子家庭と契約を結ぶが、それは、子供に別れた夫(元妻の言説からしか窺えませんが、これがまあ嫌な男なんですわ男尊的な)とまったく違うタイプの男性と触れ合わせるため交流を持つというもの。で、水鳥は父親でも夫でもない男性としてこの母子三人と関わっていく…というお話なんですが、こういったいわゆる新しい男性像である水鳥くんがもうちょっと私たちの身の回りにいても良いんじゃないかなー(この男性像が最良とも思いませんけど…)。
透明な迷宮 (新潮文庫)
平野啓一郎『透明な迷宮』(新潮社)