不思議なコーラ

trespass/Merry Ghostsでドラムを叩いているカノウのブログ

ライブが楽しみなので夏バテ防止に

今夜はコレ!効くゥ!

The Clash - London Calling / Train In Vain / Guns Of Brixton - Apr '80

Train in Vainを聴いて踊れば蒸し暑さも忘れますね。

ジョー・ストラマーに負けない力強いステップを踏みましょうね。

さすれば、流れ落ちる汗、熱気、快感が全身を覆いますね。

後でシャワーをかぶればさらに爽快ね。

何にしても、ミック・ジョーンズは最高っすね!!

 

今週末からMerry Ghostsライブあります!!

遊びましょう!!

■7/14(日)@梅田HARD RAIN
『キ・カ・ク・ガ・イ』

THE BLACK DOLPHINS
ヒロ氏
the booing battle of bounds
bascomute
Merry Ghosts

open 17:30 start 18:00
adv 1800 door 2300

 

■7/20(土)@HELLUVA LOUNGE

・PROCYON
・The Butters
・interesting results
・歪み堕ちる涙
・Merry Ghosts

open 18:30 start 19:00
adv 1500 door 1800

 

■7/25(木)@心斎橋HOKAGE
HOKAGE presents [STRANGE BEAUTIFUL]

odid∀n(Kochi)
堕ノ藏
ノラ一味
Merry Ghosts
 
open 19:00 start 19:30 
adv 1500 door 2000
 

■7/27(土)@西院NEGAPOSI
HMV&ETT presents "リズム奴隷たちの国"

 

Heyhey Mymy Voodoo
Excuse To Travel
THE NOUP
FLUID
OOPS
Merry Ghosts

 

open 17:30 start 18:00
adv 1800 door 2000

 

「最近のドラ活(ドラ≠ドラム)」

定期的に吸血鬼に関するものを読んだり見たりするのですが、先日「ダリオ・アルジェントのドラキュラ」を鑑賞。(ダリオ・アルジェントといえば「サスペリア」ですが、出だしの芸術的な・欽ちゃんの仮装大賞かと見紛うほど見事にキマッた惨殺場面、それと終盤の対決シーンで、ためらうことなく得物を手にした主人公の少女が「お前、やる気だね」と魔女に指摘されているように、ゼッテー負けねーやれるもんならやってみろと言わんばかりの無垢な少女性(イエー!カッコイイ!)が素敵ですよね。)

ダリオ・アルジェントのドラキュラ [DVD]

ダリオ・アルジェントのドラキュラ [DVD]

きっと「サスペリア」のように印象的なシーンが出てくるはず…と期待しておりましたら、ありました、いや期待してたのとは違うんですけど、ビックリしました。ドラキュラとカマキリの融合とは…アヒージョ弾とは…。(是非見てください、えええっ?と思わず声が出ますよ笑)あと殺戮シーンは誰に対しても全部アッサリしていてこれもまた特徴かと思います。人間も化物も皆平等にってことなんですかね?この監督だからこそ、そういったシーンでビックリしたかったですが…。

とはいえ、なかなか楽しい一本でした。しかし私のナンバー1吸血鬼映画「ノスフェラトゥ」は不動のまま。

 

吸血鬼本で買ってきたのは、冷戦下ソ連と英国間の霊的諜報戦を描いた一大伝奇ホラー、ブライアン・ラムレイ『ネクロスコープ上下』、上巻を読み終えたところ。

どうも読みにくい、死体から情報や記憶を奪う能力を持ったネクロマンサーの尋問描写や色狂の母娘の乱交場面等々、少々長ったらしいな…と思うも、ルーマニアの奥深い山の地に眠る吸血鬼に親しみを感じながら読了。この親近感は何だろうと考えてましたが、菊地秀行吸血鬼ハンターD』シリーズの手触りだと気づきました。この感覚は完全に個人的なものでしかないですが、異なる作品同士が自分の中で結びつくというのは楽しいですよね。あ、久しぶり!元気してた?みたいな再会ってその当時のことも同時に蘇ってくるじゃないですか。本作はシリーズ化しているようですし、Dのように長いお付き合いができたら嬉しいなあ。

 

同じく吸血鬼関連で借り出した短編集『ネ・メ・ク・モ・ア』。本書は渡辺啓助が2001年に百歳を迎える記念に刊行されたそうで、なかでも戦時下から戦後、現代に至る作品より選別されている。

ネメクモア

ネメクモア

最初に収録されている「深夜の獣魂病者」を読む。昭和モダン、戦前の銀座界隈の風景など面白く読むものの最後で怪奇を期待しすぎたせいか肩透かしの感が否めず。が、読み進むうち、とりわけ「吸血鬼(ヴァンピロ)一泊」で初老男性の悲哀にグッときて、ああそうだった、吸血鬼とセンチメンタルはとても相性が良いのだったと再確認。

 

とりあえず今回のドラ活はここまで。

 

「最近のお買い物」

刊行から半世紀、3分冊邦訳から30余年を経てのハーラン・エリスン企画編集アンソロジー。83年に早川書房から第1巻は出されたものの残り2冊は刊行されず、幻の第2・3巻となっていたそうで、手元に置いておかねば!と購入(3巻は来月予定のはず)。そしてエリスンの序文がこれまた熱いんですわ。

危険なヴィジョン〔完全版〕2 (ハヤカワ文庫SF)

危険なヴィジョン〔完全版〕2 (ハヤカワ文庫SF)

エリスンの狂熱に煽られ、詳しくないSFを読んでみる気に。じゃ今度はNew Schoolにしよう、できるだけ新しいものがいいな全然知らんしなとコチラを購入。

三体

三体

大変読みやすかった。いきなり理論全開で来ずに、文化大革命から書き起こされる体裁が私には良かったのかもしれない。数学・物理学の知識がなくてもちゃんと楽しめるようになってます。感情移入しやすそうな登場人物たちのスクリーン映えしそうなカッコイイ場面も多々出てきますしね(確か映画化されるんですよね?)でも最新のSF小説はこんなことになってるのか!という驚きは皆無。そういう意味では選択を誤ったかもしれません。あ、でも続編(来年に3部作の第2弾が刊行予定)出たら読みますよ!三体人、エイリアンをどう描いていくのか気になりますし!

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