ヴイックスヴェポラッブだって知ってました？
ヴイックスヴェポラッブ、notプです、ブですよ。これまで知らずにプと言い続けてました。
いや、ということを書きたかったのではなく。
咳止めにはコレが一番です！！ヴイックスヴェポラッブ！！
イギリスに伝わる民間療法らしいのですが、足の裏にたっぷり塗りつけて靴下履いて寝ると咳が出ない、というものです。胸や背中に塗りこむんじゃないですよ、足の裏ですよ。
猛暑のせいか少々体調崩して、夜になると咳が止まらず眠れない！咳をこらえるのしんどい！というのが数日続いてましたが、昨夜はぐっすりでした。ワセリンが含まれていることもあってか、かかともスベスベしっとりになりましたし。わあラッキー！
もし咳に悩まされることがありましたら、是非お試しを！
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Merry Ghostsライブは今月あと2本！どちらもワタクシ楽しみ！皆さま是非遊びに来てくださいね◎
■8/15（木）@緑橋戦国大統領
逆走企画 “THREE！TWO！ONE！GIG”
・GYAKUSO
・PUNHALADA(名古屋)
・IMAGEDAWN
・Merry Ghosts...and more!!
open19:00 start19:30 ticket door only 1500
■8/30（金）@難波BEARS
USGKZ & The equipments presents “類まれBEAT vol.3”
・USGKZ & The equipments
・メシアと人人
・Merry Ghosts
open 19:00 start 19:30 adv 1800 door 2000
「最近の読書」
月末に平井呈一集成が出るのが待ちきれず、そんなら怪奇小説を読んどきましょうということで、1918年発表のコチラを購入。エジプトの異国情緒美しく、怪人との対決場面も多々有りで楽しい。
そしてSFファンの間では｢戦後SF最大の奇書｣と呼ばれている栗田信『醗酵人間』、まあ何て楽しそうなタイトル！てなわけで借り出してきました。
墓の中から生き返った怪人が酒を飲んで膨れ上がりながら（膨れ上がったら凄まじいパワーを発揮するんですよ、体当りして壁に穴開け部屋から出て行くし、｢膨張係数の増加に比例して浮力が増大することは、小学生だって知っているぜ！ウハハハハ｣と笑いながら、ゴム風船のように空へ逃げていくこともできるんですよ。カッコイー）悪人たちを非道なやり方で殺戮し、東京じゅうを恐怖の混乱に陥れていくんですが、この作者、笑かしに来てんのかしら、大真面目なのかしら…と初っ端から惑わせるんですよね。
ーー私は知っている。九里魔五郎氏こそ、世にも恐るべき醗酵人間であることを。勃然と体中に悪の芽が醗酵したとき、彼は稀代の殺戮魔と化す。海の彼方の人達は、彼のことを、復讐鬼ヨーグルト・マンと呼んでいる。ーー
醗酵人間＝ヨーグルト・マンですからね（笑）このネーミングセンスに心を掴まれた方は是非！
こちらも借り出してきたもの。古本屋で入手した「チョコレート・ガール」という映画のチラシから始まる「チョコレート・ガール」を探す物語（ノンフィクションと言ったほうが正しいのか）。ネットで手早く検索するのではなく、古書を探し資料を訪ねて作品へと近づいていく過程が丁寧に綴られているので、作者と一緒に探偵になった気分を味わえました。そして自身の学生時代を思い出したなあ…明治、大正時代の新聞連載小説を見るため他大学の図書館でよくマイクロフィルムを覗き込んでいたなあ…手間暇、お金結構かかったよなあ…（笑）
でも、現代がこんな時代だからこそ、こういう少々面倒な探索は今もやった方がいいと思います（少年少女たちよ、やり方知ってる？良ければ教えますよ聞いて聞いて）。最近はあまりにも疑問と回答が直結しすぎてますので。短絡的なものの見方が多すぎるので。あまり誰も通らないような道へ寄り道・回り道するのを悪いことだとビビりすぎてるので。人間はもっと複雑でびっくりするような思考回路や想像力を持ってるんですから。それは私の大好きな本や音楽や映画なんかが証明済み！
書きだしでジム・トンプスン作品を制覇しようと決意した一冊（今までに三冊しか読んでないことだしさ）。感想を書くのはちょっと置いといて、楽しみなニュースを発見したので忘れないよう貼付。｢聖なる鹿殺し｣はわかりやすい説明的描写一切なしでかなり面白かったからこれは見たい！（「女王陛下のお気に入り」は女優三人の顔芸に圧倒されただけで作品的にはインスタ映え的なキレイな絵っすねくらいの印象しかないけど）
