不思議なコーラ

trespass/Merry Ghostsでドラムを叩いているカノウのブログ

新しい夜の感じ

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trespassの新曲Demoをbandcampにアップしました。

This is Disco Punk!!!!!

年末年始で作って録って…今週末ライブでやります!

是非聴いて、ライブでも楽しんでください!

trespass2.bandcamp.com

 

で、いよいよです、今週末です、13日の土曜日ですよ、

18時半スタートですので、ベアーズは好きな飲み物の持ち込みOKですからね、

皆さん一緒に遊びましょーう!!

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01/13(土)難波BEARS

THE BLACK DOLPHINS & trespass presents “Lightning Gladiator”

-Bossston Cruizing Mania New Album “IDEA” Release Party in Osaka-

 

Bossston Cruizing Mania (Tokyo)

NOISECONCRETE×3chi5 (Aichi)

初期のアンドヤング

THE BLACK DOLPHINS

trespass

 

open 18:00 start 18:30 adv 1800yen door 2300yen

ご予約はこちらへ→Contact|trespass

 

「借りた本から一冊」

猛スピードで母は (文春文庫)

猛スピードで母は (文春文庫)

以前、収録作品「サイドカーに犬」をパラパラと読んだことがあって、その時の印象で細やかな、そして絶妙な距離感を保った視線をもつ女性作家だと思い込んでました。だって、女子の描写にすげーリアリティがあるんですよー。サイドカーに乗った犬が主人公である小4の少女・薫たちの前に現れた時の薫の心理描写とか。薫が夏休みだというのに外へ出かけず家の中でじっと遊んでるところの様子とか(ってこれは私がそうだっただけか笑)。ともあれ文章の巧さを堪能した一冊でした。

昨年末から

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Verse Iguana Partyという名義でソロ活動始めました。

曲を作って歌っています。人生初の挑戦です。

bandcampに2曲のせていますので、良かったら聴いてください。

verse-iguana-party.bandcamp.com

 

trespassでも新曲をどんどん作っています。

近日中に1曲アップする予定です。

キラッキラのポップチューンです!!!

 

2018年、一切のブレーキなし。

今年も張り切って参ります。どうぞ宜しくお願いします!

 

2017年もよく遊びました

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先日のTHE END HAS NO END@LM studio

2018年もまたたくさん格好良いライブを見に行こうと思います。

 

そしてこの年末はどうしても年内にやり遂げたかったことができた。

ギリギリセーフ!と自分では言いたいところ。

それから今日入ったスタジオでtrespassの新曲できた。

滑り込んだこの勢いのまま2018年に突入していきます!

 

まずはやっぱりこの日でしょ、楽しみで仕方ない日です。

皆さまお好きな飲み物持ってきて、煌きの一夜を体験しに来てくださいね。

 

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■01/13(土)難波BEARS

THE BLACK DOLPHINS & trespass presents “Lightning Gladiator”

-Bossston Cruizing Mania New Album “IDEA” Release Party in Osaka-

 

Bossston Cruizing Mania (Tokyo)

NOISECONCRETE×3chi5 (Aichi)

初期のアンドヤング

THE BLACK DOLPHINS

trespass

 

open 18:00 start 18:30 adv 1800yen door 2300yen  

 

「最近借りてきた中の三冊」

装丁がとても素敵だな、と思い読んでみた金子薫の三作品。端正でしっかりとした文章が心地よいし、処女作に登場する蜥蜴のアルタッドなんかもそうだけど、キャラクターがとても魅力的。次作が楽しみだ。最新作の双子~は〈物語〉が生まれる前のお話、生まれるまでの軌跡を描いたもの。ひとりひとり皆が自分の〈物語〉をもっている、と何の疑いもなく思っているのんびりした私たちの世代と、もしかしたら〈物語〉の意味合いが全然違っているのかも、と感じた。作者は90年生まれの20代。

アルタッドに捧ぐ

アルタッドに捧ぐ

 
鳥打ちも夜更けには

鳥打ちも夜更けには

 
双子は驢馬に跨がって

双子は驢馬に跨がって

 

 

引っ越しました

以前使っていたはてなダイアリーがなんだか調子悪いので、移ってきました。

これからははてなブログに書いていこうと思います。

 

さて。遅ればせながら買ってきました、イアンの『バンドやめようぜ!』
日本のインディミュージックに対するイアンの愛が随所に見られる一冊でした。イアンが関西に滞在していた時に私は彼と初めて出会ったんですけど、その後10日間くらいの期間で立て続けにライブハウスで遭遇しましたもんね。音楽だけでなく、バンドの佇まいやライブハウスなどインディシーンをまるごと愛情深く見つめている人なんだと思います。
ほんで、もっとたくさんの、それぞれ全然違うくらいいろんな眼差しがライブハウスで交錯したらもっともっと面白いのにね!

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それからお知らせ。来年年明けに自主企画やります!

THE BLACK DOLPHINSと一緒に、東京のBossston Cruizing Maniaニューアルバムリリースパーティーを開催します!

見てくださいよ、この出演陣!ね、楽しそうでしょ?ときめくでしょ?

5バンドが放つ「光」の煌き(いや、もしかしたら影あるいは闇かもしれない)を、自分の眼で、耳で、心臓で、体験しに来てください! 

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■2018年1月13日(土)難波BEARS

THE BLACK DOLPHINS & trespass presents “Lightning Gladiator” -Bossston Cruizing Mania New Album “IDEA” Release Party in Osaka-

Bossston Cruizing Mania (Tokyo) 

NOISECONCRETE×3chi5 (Aichi) 

初期のアンドヤング 

THE BLACK DOLPHINS

trespass

 

open 18:00 start 18:30

adv 1800yen door 2300yen

 

それからそれから。

先日今年最後のライブを終えた我々、現在はDEMO音源を鋭意製作中です。

冬の歌詞を書きました。思い描いたものに近い形で書けたのでとても気に入っています。

出来上がったら、是非聴いてくださいね!

 

 「借りてきたうちの一冊」 

ある少女に勧められた小説が全然面白くなかったのは、私がもう少女ではないからという理由ではない、絶対に。で、今日の少年少女たちはどんなものを読んでいるのだろうかとちょっと気になりまして(まあ毎日10代の子たちと顔を合わせているもんですから多少は心配になるわけです)、目についたのが、「このまま黄昏れちゃっていいのか、人類」というコピー。で読んでみたところ、これなら若者たちに伝わるだろうか、面白く読むだろうか、と丁寧な配慮がなされた作品でした。流石のテクニックでした。

もう少し探してみようかな。この目線で探すのにはすぐ飽きそうだけど笑。

カタストロフ・マニア

カタストロフ・マニア

ふくろうかなみみずくかな

どちらなのかわかりませんが、丸善ジュンク堂の手ぬぐいもらいました。
可愛い…
おにぎりとバナナを包んで通勤しようと思います。

さて。
今週末と週明け火曜はtrespassライブです!
とても久しぶりな感じがする…
楽しみだなー
大阪で皆さん一緒に遊びましょう!

■11/19(日)四ツ橋LM Studio

pleasure and the pain(愛知/三重)
RED
Black Lab
Douglas
trespass

open/start 17:00
day 1000yen

patp初来阪とのこと、お見逃しなきよう!
そしてスタート早めです、お間違いなきよう!

そして、その二日後にはコチラ!

■11/21(火)扇町para-dice
para-dice presents『 JUSTICE!!vol.19 』

THE POSE
BLONDnewHALF
ロマネ
juhachiban
trespass

FOOD:平田屋(ハンバーグオムレツ)

open 18:30 start 19:00
adv/door 1700yen

天神橋筋商店街の地下に蠢く地獄…いや違った、パラダイスの名物イベントに参加します!
大好きなブロンドも一緒だし、はじめましてのバンドもたくさんで楽しみです。
お仕事帰りに皆さま是非!

「借りてきた中で面白かったもの」
起きようとしない男:その他の短篇
デイヴィッド・ロッジ『起きようとしない男 その他の短編』
表題作を筆頭に全八篇が収録。どれもデイヴィッド・ロッジらしい味わいの作品が揃ってますが、幼い少年を描いた「けち」、これがグッときました。覚えてる…!この感じ。お祭りのために何とか手に入れた花火なのに…!でもどうしようもないあの感じ。ああ。

まえがきにありましたが、「起きようとしない男」からインスピレーションを受け、とても不思議な家具(ベッドにいながら机と安楽椅子の中間で仕事ができるんですって、欲しいわー)を若きデザイナーが作り上げたというエピソード、素敵ですねえ。

秋に浮かれて

夜遊びしてました。そして、

ケーキやら

焼き菓子やらいただいて食欲の秋を満喫しています。
幸せです。

さて。浮かれついでに楽しい夜のご案内を。


■10/05(木)南堀江SOCORE FACTORY
Wax Chattles−Asia tour

Wax Chattles (NZ)
THE BLACK DOLPHINS
ネオジオ
BLONDnewHALF
trespass

open 18:30 start 19:00
adv 1500yen door 2000yen

我々一発目に演奏します。
Wax Chattlesを含め初めましてのバンドもいるし、大好きな関西勢も共演だし、めちゃくちゃ楽しみです。
是非皆さまご一緒に!

そして連休の日曜日は京都に参ります。
8月にリリースされたコンピレーションの発売記念イベントです。
昼間からゴキゲンな時間を、是非皆さまご一緒に!


■10/08(日)京都METRO
LLRR & Call and Response Records presents「地下室のサーカス」
−Throw Away Your CDs Go Out To A Show release event in Kyoto−

LLRR
FLUID
5KAI
noiseconcrete x 3chi5
THE NOUP
P-iPLE
マクマナマン
otori
atuiso
trespass

open 11:30 start 12:00
adv 2500yen door 3000yen
※student discount 1500yen (*without 1 drink)

「最近の借りた三冊とお買い物一冊」
レイアウトの教科書。 実例から読み解くデザインの型
鈴木誠一郎『レイアウトの教科書』(エムディエヌコーポレーション
面白い本や映画のことを教えてくれる神戸の友人に貸してもらいました。クロワッサンとアンアンの変遷がまとめられてて懐かし楽し。借りた時デザインのことよくわからないし…とちょっとビビってましたが素人にもわかりやすかったので良かった、ホッとした。(長いこと借りててゴメン!)
ヒューマン・コメディ (古典新訳文庫)
サローヤン『ヒューマン・コメディ』(光文社古典新訳文庫
暗黒グリム童話集
『暗黒グリム童話集』(講談社
海王星市から来た男/縹渺譚 (創元SF文庫)
今日泊亜蘭海王星市から来た男/縹渺譚』(創元SF文庫)
買ってきたのはコレ。前に二冊出していたちくま文庫からのシリーズ第三弾だと勘違いしていたもので、たどり着くのにえらく手間取った…思い込みはイケナイ。通勤電車内のお楽しみ◎

シャッフルな気分

先日DJ MANOWARに教えていただいた(ありがとうございます!)曲が素敵でよく聴いてます。

Prison Bound -Social Distortion
夏にはシャッフルが合いますね〜


さて、お知らせです!
明日8/16(水)コンピレーションCD「Throw Away Your CDs Go Out To A Show」が発売です。
私たちは「Plastic Carnival」で参加しています。
是非聴いてください!

「THROW AWAY YOUR CDS GO OUT TO A SHOW」Album Trailer
リリースイベントの京都編に我々も出演します。
information→https://circusinthebasement.tumblr.com/

それから、ライブやります、今週末!

■08/18(金)南船場SOCORE FACTORY
WEIRD×SOCORE FACTORY共同企画 “HAZURE” vol.6

WEIRD
ダイバーキリン
ANDREW KITCHEN
Piano Shift
trespass

DISTRO:Tiny Script Endings】

open 18:30 start 19:00
adv 2000yen door 2500yen

週末ですもの、夜遊びしましょう!


「最近借りてきた本」
炎に消えた名画(アート) (扶桑社ミステリー)
チャールズ・ウィルフォード『炎に消えた名画(アート)』(扶桑社ミステリー)

敬愛する氏がウィルフォード作品についてSNS上で独りごちていらしったので、ほほう、氏の作品を愛する者としてそれは読まねばならんなと借り出してきたのですが、読後の頭痛がひどい…面白さに随分と引込まれ、自分のペース以上のスピードで読み終えたもので。

あらすじですが、野心溢れる若き美術評論家フィゲラスはコレクターのキャシディから、老画家ドゥビエリューに面会したくないかと持ちかけられる。その画家というのは現代美術史上最も重要な存在でありながら、作品が全て火災で失われた後はずっと沈黙を守っている伝説的な人物である。彼に面会するだけでもアート界は色めき立つだろう。しかしこの話には裏があり、キャシディは見返りとしてドゥビエリューのアトリエから作品を盗み出すようフィゲラスに要求する――。終盤のみが犯罪小説…ああ、この先あまり書いてはいけない、これはミステリなんだ。

さておき、アートにまつわる研究・業界を俗人たちばかりを登場させて描いているということだけでも面白い作品だった。語り手でもあるフィゲラスってばホント嫌な男だし、もちろん他の奴ら、恋人のベレニスや老画家ドゥビエリュー、コレクターのキャシディなんかも人間性が薄っペラい!ペラすぎる!でも実際にいそうだな…と思わせるあたりさすが。
それから膨大な薀蓄も楽しい。ペダントリーが溢れかえっておりましたわ。
そして、特筆すべきはやはり最後の展開。残りページ数わずかとなってからシビレまくりでした。(ああ、この先あまり書いてはいけない、これはミステリなんだ、でもこれだけ言わせて)ラストシーンは所謂ラスコーリニコフ的なものとは真っ向対立する「告白」ってことですよね。人間の業の深さが、そいつがペラい奴であればあるほど人間の持つ深い闇が、鋭くこちらに迫るように感ぜられました。
あ、あと解説者によるドゥビエリューの焼失してしまった作品タイトルの解釈も面白かったなー、って、ああ、この先はもう黙ります。