不思議なコーラ

trespass/Merry Ghostsでドラムを叩いているカノウのブログ

引っ越しました

以前使っていたはてなダイアリーがなんだか調子悪いので、移ってきました。

これからははてなブログに書いていこうと思います。

 

さて。遅ればせながら買ってきました、イアンの『バンドやめようぜ!』
日本のインディミュージックに対するイアンの愛が随所に見られる一冊でした。イアンが関西に滞在していた時に私は彼と初めて出会ったんですけど、その後10日間くらいの期間で立て続けにライブハウスで遭遇しましたもんね。音楽だけでなく、バンドの佇まいやライブハウスなどインディシーンをまるごと愛情深く見つめている人なんだと思います。
ほんで、もっとたくさんの、それぞれ全然違うくらいいろんな眼差しがライブハウスで交錯したらもっともっと面白いのにね!

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それからお知らせ。来年年明けに自主企画やります!

THE BLACK DOLPHINSと一緒に、東京のBossston Cruizing Maniaニューアルバムリリースパーティーを開催します!

見てくださいよ、この出演陣!ね、楽しそうでしょ?ときめくでしょ?

5バンドが放つ「光」の煌き(いや、もしかしたら影あるいは闇かもしれない)を、自分の眼で、耳で、心臓で、体験しに来てください! 

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■2018年1月13日(土)難波BEARS

THE BLACK DOLPHINS & trespass presents “Lightning Gladiator” -Bossston Cruizing Mania New Album “IDEA” Release Party in Osaka-

Bossston Cruizing Mania (Tokyo) 

NOISECONCRETE×3chi5 (Aichi) 

初期のアンドヤング 

THE BLACK DOLPHINS

trespass

 

open 18:00 start 18:30

adv 1800yen door 2300yen

 

それからそれから。

先日今年最後のライブを終えた我々、現在はDEMO音源を鋭意製作中です。

冬の歌詞を書きました。思い描いたものに近い形で書けたのでとても気に入っています。

出来上がったら、是非聴いてくださいね!

 

 「借りてきたうちの一冊」 

ある少女に勧められた小説が全然面白くなかったのは、私がもう少女ではないからという理由ではない、絶対に。で、今日の少年少女たちはどんなものを読んでいるのだろうかとちょっと気になりまして(まあ毎日10代の子たちと顔を合わせているもんですから多少は心配になるわけです)、目についたのが、「このまま黄昏れちゃっていいのか、人類」というコピー。で読んでみたところ、これなら若者たちに伝わるだろうか、面白く読むだろうか、と丁寧な配慮がなされた作品でした。流石のテクニックでした。

もう少し探してみようかな。この目線で探すのにはすぐ飽きそうだけど笑。

カタストロフ・マニア

カタストロフ・マニア

ふくろうかなみみずくかな

どちらなのかわかりませんが、丸善ジュンク堂の手ぬぐいもらいました。
可愛い…
おにぎりとバナナを包んで通勤しようと思います。

さて。
今週末と週明け火曜はtrespassライブです!
とても久しぶりな感じがする…
楽しみだなー
大阪で皆さん一緒に遊びましょう!

■11/19(日)四ツ橋LM Studio

pleasure and the pain(愛知/三重)
RED
Black Lab
Douglas
trespass

open/start 17:00
day 1000yen

patp初来阪とのこと、お見逃しなきよう!
そしてスタート早めです、お間違いなきよう!

そして、その二日後にはコチラ!

■11/21(火)扇町para-dice
para-dice presents『 JUSTICE!!vol.19 』

THE POSE
BLONDnewHALF
ロマネ
juhachiban
trespass

FOOD:平田屋(ハンバーグオムレツ)

open 18:30 start 19:00
adv/door 1700yen

天神橋筋商店街の地下に蠢く地獄…いや違った、パラダイスの名物イベントに参加します!
大好きなブロンドも一緒だし、はじめましてのバンドもたくさんで楽しみです。
お仕事帰りに皆さま是非!

「借りてきた中で面白かったもの」
起きようとしない男:その他の短篇
デイヴィッド・ロッジ『起きようとしない男 その他の短編』
表題作を筆頭に全八篇が収録。どれもデイヴィッド・ロッジらしい味わいの作品が揃ってますが、幼い少年を描いた「けち」、これがグッときました。覚えてる…!この感じ。お祭りのために何とか手に入れた花火なのに…!でもどうしようもないあの感じ。ああ。

まえがきにありましたが、「起きようとしない男」からインスピレーションを受け、とても不思議な家具(ベッドにいながら机と安楽椅子の中間で仕事ができるんですって、欲しいわー)を若きデザイナーが作り上げたというエピソード、素敵ですねえ。

秋に浮かれて

夜遊びしてました。そして、

ケーキやら

焼き菓子やらいただいて食欲の秋を満喫しています。
幸せです。

さて。浮かれついでに楽しい夜のご案内を。


■10/05(木)南堀江SOCORE FACTORY
Wax Chattles−Asia tour

Wax Chattles (NZ)
THE BLACK DOLPHINS
ネオジオ
BLONDnewHALF
trespass

open 18:30 start 19:00
adv 1500yen door 2000yen

我々一発目に演奏します。
Wax Chattlesを含め初めましてのバンドもいるし、大好きな関西勢も共演だし、めちゃくちゃ楽しみです。
是非皆さまご一緒に!

そして連休の日曜日は京都に参ります。
8月にリリースされたコンピレーションの発売記念イベントです。
昼間からゴキゲンな時間を、是非皆さまご一緒に!


■10/08(日)京都METRO
LLRR & Call and Response Records presents「地下室のサーカス」
−Throw Away Your CDs Go Out To A Show release event in Kyoto−

LLRR
FLUID
5KAI
noiseconcrete x 3chi5
THE NOUP
P-iPLE
マクマナマン
otori
atuiso
trespass

open 11:30 start 12:00
adv 2500yen door 3000yen
※student discount 1500yen (*without 1 drink)

「最近の借りた三冊とお買い物一冊」
レイアウトの教科書。 実例から読み解くデザインの型
鈴木誠一郎『レイアウトの教科書』(エムディエヌコーポレーション
面白い本や映画のことを教えてくれる神戸の友人に貸してもらいました。クロワッサンとアンアンの変遷がまとめられてて懐かし楽し。借りた時デザインのことよくわからないし…とちょっとビビってましたが素人にもわかりやすかったので良かった、ホッとした。(長いこと借りててゴメン!)
ヒューマン・コメディ (古典新訳文庫)
サローヤン『ヒューマン・コメディ』(光文社古典新訳文庫
暗黒グリム童話集
『暗黒グリム童話集』(講談社
海王星市から来た男/縹渺譚 (創元SF文庫)
今日泊亜蘭海王星市から来た男/縹渺譚』(創元SF文庫)
買ってきたのはコレ。前に二冊出していたちくま文庫からのシリーズ第三弾だと勘違いしていたもので、たどり着くのにえらく手間取った…思い込みはイケナイ。通勤電車内のお楽しみ◎

シャッフルな気分

先日DJ MANOWARに教えていただいた(ありがとうございます!)曲が素敵でよく聴いてます。

Prison Bound -Social Distortion
夏にはシャッフルが合いますね〜


さて、お知らせです!
明日8/16(水)コンピレーションCD「Throw Away Your CDs Go Out To A Show」が発売です。
私たちは「Plastic Carnival」で参加しています。
是非聴いてください!

「THROW AWAY YOUR CDS GO OUT TO A SHOW」Album Trailer
リリースイベントの京都編に我々も出演します。
information→https://circusinthebasement.tumblr.com/

それから、ライブやります、今週末!

■08/18(金)南船場SOCORE FACTORY
WEIRD×SOCORE FACTORY共同企画 “HAZURE” vol.6

WEIRD
ダイバーキリン
ANDREW KITCHEN
Piano Shift
trespass

DISTRO:Tiny Script Endings】

open 18:30 start 19:00
adv 2000yen door 2500yen

週末ですもの、夜遊びしましょう!


「最近借りてきた本」
炎に消えた名画(アート) (扶桑社ミステリー)
チャールズ・ウィルフォード『炎に消えた名画(アート)』(扶桑社ミステリー)

敬愛する氏がウィルフォード作品についてSNS上で独りごちていらしったので、ほほう、氏の作品を愛する者としてそれは読まねばならんなと借り出してきたのですが、読後の頭痛がひどい…面白さに随分と引込まれ、自分のペース以上のスピードで読み終えたもので。

あらすじですが、野心溢れる若き美術評論家フィゲラスはコレクターのキャシディから、老画家ドゥビエリューに面会したくないかと持ちかけられる。その画家というのは現代美術史上最も重要な存在でありながら、作品が全て火災で失われた後はずっと沈黙を守っている伝説的な人物である。彼に面会するだけでもアート界は色めき立つだろう。しかしこの話には裏があり、キャシディは見返りとしてドゥビエリューのアトリエから作品を盗み出すようフィゲラスに要求する――。終盤のみが犯罪小説…ああ、この先あまり書いてはいけない、これはミステリなんだ。

さておき、アートにまつわる研究・業界を俗人たちばかりを登場させて描いているということだけでも面白い作品だった。語り手でもあるフィゲラスってばホント嫌な男だし、もちろん他の奴ら、恋人のベレニスや老画家ドゥビエリュー、コレクターのキャシディなんかも人間性が薄っペラい!ペラすぎる!でも実際にいそうだな…と思わせるあたりさすが。
それから膨大な薀蓄も楽しい。ペダントリーが溢れかえっておりましたわ。
そして、特筆すべきはやはり最後の展開。残りページ数わずかとなってからシビレまくりでした。(ああ、この先あまり書いてはいけない、これはミステリなんだ、でもこれだけ言わせて)ラストシーンは所謂ラスコーリニコフ的なものとは真っ向対立する「告白」ってことですよね。人間の業の深さが、そいつがペラい奴であればあるほど人間の持つ深い闇が、鋭くこちらに迫るように感ぜられました。
あ、あと解説者によるドゥビエリューの焼失してしまった作品タイトルの解釈も面白かったなー、って、ああ、この先はもう黙ります。

冷やせ

ここ最近いろいろなものを凍らせてます。暑いんで。
プリン、バナナ、ヨーグルトはもちろん、今朝は冷凍アンパンを食べました。

見た目の違いはあまりないですが…大変美味しかったです。
アンコはどうやっても美味いんですね〜
次はどら焼きを冷やしてみよう。

さて、今月はコチラでライブします。
久々にWEIRDと対バン!
初夏にリリースされたe.p.は歌心タップリのWEIRD節だったし、楽しみです!
我々8月はソーコアでのこの1本だけですし、是非是非お越し下さい〜!


■08/18(金)南船場SOCORE FACTORY
WEIRD×SOCORE FACTORY共同企画 “HAZURE” vol.6

WEIRD
ダイバーキリン
ANDREW KITCHEN
Piano Shift
trespass

DISTRO:Tiny Script Endings】

open 18:30 start 19:00
adv 2000yen door 2500yen


「夏だから借りてきた四冊」
辺境図書館
皆川博子『辺境図書館』(講談社

アンナ・カヴァン野溝七生子佐藤亜紀マンディアルグ、シュオッブ…自分の好きな作品がたくさん採り上げられていてムフムフ言いながら読んでいるうちに、そうだそうだ夏には擬古文といかぬまでも衒学的な文章が似つかわしいんだったと思い出して、焼けるー溶けるーと文句垂れついでに汗もダラダラ垂らしながら図書館で借り出してきたのが下の二冊。
妖桜記〈上〉 (文春文庫)
妖桜記〈下〉 (文春文庫)
皆川博子『妖櫻記 上下』(文藝春秋

やっぱりいいわぁ、この文章。筋はまあもっと面白いのがこの作者にはあると思うけど(でも下巻入っての中弛み感も嫌いじゃない、退屈というよりむしろ味わい深い)。本作は室町時代、赤松満祐が足利義教を暗殺するくだりを幕開けに、もちろん美男美女のオンパレード加えて化物めいた異形の者もゾロゾロ出てくる妖しの幻想絵巻とも呼ぶべき作品でして、暑気払いっつーか現実逃避にはうってつけ。逃げるな!現実を直視せよ!とか怒らんといてくださいよ、だってこう暑いんじゃ日常から目を逸らしたくもなりますよ…

剣闘士に薔薇を
ダニーラ・コマストリ=モンタナーリ『剣闘士に薔薇を』(国書刊行会

で、日常から遠く隔たったものほど良いであろ、と次に借りたのは古代ローマ(どんだけ離れようとしているんでしょうか笑)の元老院貴族を探偵役としたミステリ。仕える秘書と二人で不可解な死を遂げた剣闘士の謎を解いていくのですが、このコンビ、レックス・スタウトネロ・ウルフとアーチーにしか見えないわと思ってあとがき見ましたら、ミステリファンのこの作者、イタリアで人気のあるこの二人をモデルにしていたそうで。やはり皆あのコンビが好きなんだなー。じゃ次はそろそろいっちゃおうかなー。全作読んでしまうのが惜しくてとっといたネロ・ウルフシリーズ。

明後日はたこ焼きを食べると決めている

先日、美味いコーヒーを飲みに近所の喫茶店へ。
本日は電灯をつけておりません、キャンドルの灯りとともにコーヒーをお楽しみください
とのことで、幻想的でオシャレなひとときを過ごしてきましたよ。
コーヒーの香りや味がいつもより際立って感じられるのは、この仄暗さのせいかな、うん美味しい。

まあ、カバンには読みかけの本が入ってたんですけどね

                                                                                                            • -

さておき。
先週末、夜想へ遊びに来てくれた皆さん、素敵な夜に呼んでくれたExcuse To Travelをはじめ対バンにスタッフの方々、ありがとうございました!
京都の街は暑く、そして夜想での夜はアツかったです!
旧友との久しぶりのバカ話(笑)これもまた楽しかったですし◎
この日はsunday documentのレコ発京都編でして、e.p.入手してきました。

エクトラのスプリットとともに☆☆今夏聴きまくるぜ!

で、今週末は大阪で懐かしい面々とサンデイのレコ発を祝います!
皆さん、是非ご一緒に!


■07/15(土)扇町para-dice
sunday document new e.p“over hedge”release party in OSAKA

sunday document
peach Fuzz
ジャカランタン
カッパマイナス
trespass

open 18:00 start 18:30
adv 1500yen door 1500yen

「今読んでる本」
あまりにも前回の記事から間があいていて全部挙げるのも煩わしいので、今読んでるものを。
精霊たちの家 上 (河出文庫)
精霊たちの家 下 (河出文庫)
イサベル・アジェンデ『精霊たちの家』上下(河出文庫
面白い!なぜ今まで手にしなかったのか。夏休みのために用意していたものだけどちょっとだけなら良いよねと読み出したら止まらなくなりあっという間に上巻読了。精霊たちに見守られる一族の三世代に渡る物語でして、精霊と交流しながら育っていくクラーラを筆頭に多数の魅力的な人物が登場しては波乱万丈な人生を送るのだけど(19世紀末からクーデターが起こる1973年までのチリが舞台)、やはりこの作品の素晴らしさ・面白さは、すべての人間や場所や出来事に歴史・未来・意味があるということを描ききっているところ。あらゆる事象は物語を孕んでいる。その無数の物語を同時進行的に語るかのような力強さがこの作品にはあります。
とにかく止まらんってコトで、じゃ、続きの下巻いってきマスー

もう夏が来たといって良いんじゃないでしょうか

先日遊びに行ってきたWHY?@Urbanguildでの余韻に浸っております。

WHY? Japan Tour 2017 – 05/15/2017 @FEVER

曲のために必要な音がふさわしい音色で鳴ってました。
ドリーミーでクールでユーモラスで素晴らしかった!
終演後、ヨニに私のWHY?愛を頑張って伝えてきました(英語が拙なすぎて…通じたのかかなり不安笑)

で、夜な夜なライブハウスで遊びまわっているわけですが、
もう明日ですね、日曜は我々ライブやります!
ヤヤコの皆さんにお呼ばれしました。ありがとうございます!
Diskover初めて見られるのも楽しみだし◎
私たちは一番手、18時半からぶっ飛ばします!


■05/21(日)梅田HARD RAIN
The Yayako presents「燻しナイト vol.5」

The Yayako
Interesting results(Kagawa)
Diskover
リングマネーズ
trespass

open 18:00 start 18:30
adv 1800yen door 2000yen

皆さん、一緒に夜遊びしましょー!


「最近の三冊」
紙の動物園 (新☆ハヤカワ・SF・シリーズ)
ケン・リウ『紙の動物園』(新ハヤカワSFシリーズ)
四角い卵 (サキ・コレクション)
サキ『四角い卵』(風濤社)
その雪と血を(ハヤカワ・ミステリ) (ハヤカワ・ミステリ 1912)
ジョー・ネスポ『その雪と血を』(ハヤカワポケットミステリ)
冒頭部、雪が静かに血を吸い込んでいく場面が印象的。そのせいだけではないけど最後まではかなげなイメージがつきまとう作品だった。終盤の切なさはちょっとやりすぎじゃないかと…。

ここ最近どうも読むのに集中できず、いくつか手にしても読みたいのとちと違うなあとぼやくばかり。これは読みたいのが世に出てないのだとブーたれてましたが、完全に自分が怠けていたからでした。探したら山ほどでてきました、人のせいにしてスミマセン。
朗報!6月下旬にジーン・ウルフミルハウザーが出るみたい!!!