ゴールデンウィーク
だから遊び倒しているわけではありません。
遊びたい日に遊びます。年中通してゴールデン!
さておき。5月は大阪で3本ライブします!
どの日も見逃し厳禁!の刺激的ナイツ!
皆さん一緒に遊びましょう!
■05/16(水)心斎橋HOKAGE
[KEEP ON ROTTIN']
マサカリ
VORACIOUS SOUL
CYBERNE
trespass
open 19:00 start 19:30 adv 1800yen door 2000yen
■05/19(土)難波BEARS
OOZE presents “STRANGE CONNECTION”
OOZE
URBAN HEAD RAW (北九州)
SLEEPCITY
trespass
open 18:30 start 19:00 adv / door 2000yen
■05/20(日)松屋町地下一階
「崖’」
SCA
THE BLACK DOLPHINS
Sister Paul (東京)
TEMPURA
Foodie
trespass
open 17:30 start 18:00 adv 2000yen door 2500yen
「借りてきた一冊」
17世紀オスマン帝国と第一次世界大戦戦時下の1915年ドイツ、300年の時を行きつ戻りつ物語は進む。読み始めてすぐにヒントが与えられるので、この二つの世界が交互に出てくる構成にすんなり馴染めた。歴史やその時代の空気感を味わうだけでも(オスマン=トルコの宮廷生活や戦士イェニチェリなどとても面白かった!)十分に楽しい読み物だが、ヤーノシュ、シュテファン、ミハイ、彼ら3人の友情(というにはあまりに切ない)を辿って楽しんだ。ラスト、少女が出会ったのは、さてどちらであったか?読んだ人と語らってみたい。
Tシャツの季節
まあ、年中着てますが。
大好きなマイケルのTシャツを手に入れたので、次回ライブはダンス・チューンで煌きます!!皆さん一緒に、ANYOのアルバムリリースを、para-diceの9周年をお祝いしましょー!!
◾️4/13 fri 扇町para-dice
para-dice Anniversary 9 lives!!!『 beyond 』
ANYO
peach Fuzz
trespass
open 19:00 start 19:30 adv/door 1700yen
我々一発目にブチカマシマス!
「借りてきた二冊」
表題作「夏至祭の果て」 、キリスト教弾圧下にある江戸時代を舞台に、キリシタンとして育てられながらもキリスト教を棄て、しかし迫害する立場につくこともない市之助の視点を通して宗教への深い懐疑と反発と信仰が描かれる。
体調が悪かった時に、少しだけ読んで寝るつもりが、かなり重ためな文章(これはわかってたはずなんだがな笑)と描写でごっそり体力奪われるも止められず、結局最後まで読んでしまい、翌日キツかった…。いえ、だってね、市之助の人生には生死かつ尊厳をかけた神の試練ともいうべき出来事が怒涛のように降りかかるんですよ。どれか一つ、例えば、兄を殺したと言ってもよいキリスト教の戒律を憎みつつも家名のためセミナリヨに入門する少年市之助の心理とか、マカオで性奴隷として働かされていた少女の抱く陰核切除への恐怖を救ってやることもできなかった挿話とか、それだけでも信仰については書けるんじゃないの…?と思うけれども、超人皆川博子氏はそんな手ぬるいことはしないのだな、作者の圧倒的な筆力と精神力の前にひれ伏すのみでした。
解説で「気軽に読み飛ばすエンターテイメント作品としてはテーマが重厚に過ぎ、文学作品としてはストーリーで面白すぎるために、正当な評価がされてこなかった」と述べられており、深く頷いた。
というわけで、その後借り出してきたものの大抵が薄く感じてしまったので(買ってきた本たちは面白く読みましたがね)、それらは省くこととして…昨夜読み終えたのがコレ。
それぞれが与えられた技能を磨くことで生きられる、役に立たなければ「汚れた者たちの家」へ追放される、経済的にさほど豊かではない島は独裁集団の監視下に置かれている、というディストピア世界を舞台に、織り子エリアナは、突如現れた一人の少女の謎を追ううちに、町を牛耳る「理事会」と最近島で流行りだした未知の病との関連性に気づいていく。
コレって現代社会そのままじゃないすか、な非常にわかりやすい設定でした。また、この島では夢を見ることも禁じられており、夜、夢魔にうなされ夢を見たことを気づかれた者たちも「汚れた者たちの家」へ送られる規則になってます。そんな無茶な!ですよね、なので反発し対抗する地下勢力が出てくるのですが、そんな彼らは「夢みる者たち」と名付けられていまして、そこが素敵だと思った箇所です。独裁者が最も厭うもの、監視・管理社会で最も邪魔なもの、それはひとりひとりがそれぞれの胸に抱いているどれひとつ同じもののない夢。
にしてもディストピア小説(小説に限らず、ですが)最近増えてません?
新しい
眼鏡を手に入れてクリアな生活を送っとります。
早く替えれば良かったな。
それから、Bandcampに新しい曲を1つ載せました。
Verse Iguana Partyという私のソロ活動です。
良ければ聴いてみてください。
verse-iguana-party.bandcamp.com
そして、月末にはコレがあります!オーサマ企画!
私たちは1番手19時から演奏します。
是非是非遊びに来てくださいね!
■03/31(土) 神戸HELLUVA LOUNGE
o’summer vacation pre. GMFTPO来神
o`summer vacation
GREEN MILK FROM THE PLANET ORANGE(TOKYO)
小林どろり(KUMAMOTO)
trespass
open 18:30 start 19:00 adv 1800yen door 2300yen
「借りてきた一冊」
- 作者: 西崎憲
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/12
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 62回
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架空の国である「蕃東」での奇譚集といった体裁をとっており、のっけから、降り続く雨の中、竜の仔が天へ昇るのを愛でる「雨竜見物」など、不可思議で幻想的な出来事をさも当たり前の風流であるかのように語り出す。いやーこれはずっと読んでいられるわー。平安朝と唐国を混ぜた感じでとても心地よい世界です。作者はジーン・ウルフ『ピース』の翻訳を手がけていた人というのは知っていましたが、調べてみたらチェスタトンやヴァージニア・ウルフ、コッパード…わー、随分お世話になっていたんだな…。ありがとうございます。
春とともに
うちにカワイイ奴がやって来ました。私のじゃないけどテンション上がる。新しい楽器いいなー
さて。
今月は大阪、神戸と2本ライブしますので、春の陽気に誘われ浮かれて、ホイホイ夜の街へ繰り出すのが吉ですよ!
◆03/07(水)心斎橋HOKAGE
RISE UP WEEKDAY
ノラ一味
かもしれん
HASHIYAN
trespass
open 19:00 start 19:30 adv 1800yen door 2000yen
◆03/31(土) 神戸HELLUVA LOUNGE
o`summer vacation presents GMFTPO来神
o`summer vacation
GREEN MILK FROM THE PLANET ORANGE(TOKYO)
小林どろり(KUMAMOTO)
trespass
open 18:30 start 19:00
adv 1800yen door 2300yen
「借りてきた三冊」
発売を楽しみにしていた本を数冊入手したうえに、こないだ借り出してきた物も面白いのが多くてご機嫌な数日を過ごしました。
シリーズ最大の異色作と謳われていただけあり、動かざること山の如しのウルフがアクションスターのようで吃驚。もちろんあの巨体ですから大丈夫かな…と不安になりますが恰好良いのです。対してアーチーは全然変わらない、やはり彼にはいかなる時・場所であっても軽口を叩いといてもらわないと。そしてラストは拍手喝采もんですよ、単なる復讐劇で終わらない。これがレックス・スタウトの私たちの心を捉えてやまない魅力なんだと思います。
私立探偵ノーグレイが怪獣惑星やら天国惑星などで様々なヘンテコ事件に関わり、そして最後に必ずノーグレイは殺されるという筋立ての短編が並んでいます。ナンジャコリャと困惑したままで結構ですので、我々読者はズンズン読み進めていきましょう。最後の最後でしっかりニヤリとさせてくれますので大丈夫です。お行儀よく初めから順番に読むことをお勧めします。
評判が良いので読んでみた児童文学。ミステリとしてのストーリーや登場人物の造形もわかりやすく、また「嘘の木」(人間の吐く嘘を養分に育ち、その実を食べた者に幻覚・夢のようなヴィジョンを示し、真実を教える)などの設定(ダーウィン『種の起源』発表の数年後であるヴィクトリア朝英国が舞台というのもこれまた効いている)も面白いのだが、この作品が素晴らしいのは、児童文学の枠を超え、充分大人になった世代の読者にとっても素直に受け止められるところ、自己確立に奮闘していた自身を自然な態度で顧みる気持ちにさせる真っ直ぐなところではないか。だってワタシが終盤に描かれる母娘の情愛深いシーンに(少女フェイスの目線で)だいぶグッときちゃうぐらいですから。
2月もよく食べよく遊び
美味しくいただきました、ありがとう。
さておきtrespassライブはコチラ!今月は2本!まずは京都でNO3企画!
◆2/17(土)西院nega-posi NO3 presents “Happy Birthday to me ! vol.3”
NO3
atuiso
cosmicos
シゼンカイノオキテ
Fashion Keys
trespass
open 17:30 start 18:00 adv / door 1500yen
そして翌週は大阪、ノラ一味の企画!
◆2/23(金) 緑橋 戦国大統領 “第26回これがオイラのアティチュード!”
ノラ一味
ハンドレッドナックル
馬車馬
脳内麻薬
trespass
open 19:00 start 19:30 adv / door 1500yen
両日ともに濃厚な夜です、楽しいこと請け合います◎
皆さん、是非遊びに来てくださいね!
「借りてきたいくつか」
古き良き時代の探偵小説を久しぶりに買ってとても楽しかったのでここしばらくは19世紀末~20世紀初頭のパリやロンドンを舞台にした探偵物を借り出してました。交換手が繋いでくれる電話とか、「さあ夕飯を食べてしまってから犯人探しに取り掛かろうじゃないか」とか言える、のんびりと時の流れる生活を私もしたい。
この作品の主人公は魅力あるんですけど…暴走しがちな独善タイプでルパン三世の銭形のとっつぁんとしか思えない。読みはじめはちょっと面食らいました。
神戸のファンタジー好きな先輩から教えてもらった漫画。時代設定のごちゃまぜな感じといい見やすくてキレイな絵といい、何だか懐かしくて(うる星やつらをちょっと思い出した)素敵な作品。きっとこの先、凰太郎はああなるに違いないとか想像しながら続きを探し中(近所のTSUTAYAに3巻までしか置いていなかった…あと4冊!)
京都ありがとうございました!
先週末nanoにて。フォトジェニックな鬼ころし&folk enough井上さんです。めちゃ酔っ払ってたなー
folk enoughの新曲群も聴けたし!この日も凄まじく格好良いライブだった…
最高なライブ、オルタナの夜を堪能した京都の夜でした。誘ってくれたMusic Start Against Young Assault Again内田さんにatuiso野田さん、そしてnanoにいた皆さま、どうもありがとうございました!
来月も京都でライブするので、是非是非遊びに来てくださいねー!
ネガポジのポップな夜です、楽しみ!美味しいご飯やドリンクもありますよ☆
◆02/17(土)西院nega-posi
NO3 presents “Happy Birthday to me ! vol.3”
NO3
atuiso
cosmicos
シゼンカイノオキテ
Fashion Keys
trespass
open 17:30 start 18:00
adv / door 1500yen
「借りてきた二冊」
書店で見かけた時タイトルにびっくりしたものの読みそびれてたので借り出し。戦後1960年代の六本木を舞台に元米兵私立探偵の主人公が空手で頑張る話ですが、仕草をいちいち大仰にキメている登場人物たちを愛でるのが良し。
ホームズ、大石内蔵助の妻、ヒトラー、小泉八雲が探偵となって謎を解き明かす短編集。最後の「mとd」ではルパンとホームズが共演。どれも面白かったですが、とりわけ、赤穂浪士の討ち入りの最中、雪の積もる吉良邸で起きた密室殺人事件を描いた「忠臣蔵の密室」。最後のダジャレも含めて。
Lightning Gladiator ありがとうございました!
戦い終えた剣闘士が欲するものは、燃え盛る炎とたぎる油…そう、それは餃子!王将ラブ!!
そんなことはさておき。
土曜BEARSでの“Lightning Gladiator”へ遊びに来てくれた皆さん、出演バンドの Bossston Cruizing Mania、NOISECONCRETE×3CHI5、初期のアンドヤング、スタッフの方々、そして一緒に楽しみながらこの日を準備してくれたTHE BLACK DOLPHINS、どうもありがとうございました!
思いがけない人が来てくれたり、初めて見るバンドを格好良いねとお喋りしてる人がいたり、ご機嫌な酔っぱらいがいたり、あの場にいて私はすげー嬉しかった!です。幸せな時間を過ごしました。
この日はボストンのニューアルバムリリースパーティ大阪編でもありまして、先立って新譜を聴いていたんですけど、“サマータイム”、“ノーアイデア”、“texture”、挙げてたらキリないわ、最高の楽曲群をライブで見られてもう最高!シンプルでポップで (のび太みたいな)少年性。エイトビートたまらん。このアルバム“IDEA”は1/26から全国流通されるそうなので、手に入れそびれた方はお店で是非!
そして、BEARSでどうしてもライブを見たかった初期のアンドヤング、“COLOR”(名曲としか言いようがないすよね)も聴けて多幸感に包まれたし、NOISECONCRETE×3CHI5、実は初共演もBEARSで最初っから心奪われとりました。サウンド一つ一つに人間味があるというか、二人の体温を感じるライブが好きです。この日も見入っている人あり、踊る人あり、で素敵な空間だったなー。
こうやって振り返ってみると、この日を迎えられたのはやっぱり、THE BLACK DOLPHINSがこの企みを一緒に面白がってくれたからだと思います。ほんと彼らのタフさは心強かった。またバチバチ火花散らして遊びましょう!ありがとう!!
打ち上げにて。お揃いのドルフィンズTシャツがキュート。
これからもこんな風に全力で遊べる場を用意したいと思ってます。
ライブハウスを愛する人たちの好奇心と想像力がある限り、刺激的な夜遊びは続くのです。と思ったら…うっほ!楽し!
本当にどうもありがとうございました!!
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さて。
次回のtrespassライブは来週末土曜です。京都へ参ります。
この日も絶対楽しいですよ、頭抱えるくらい刺激的なこと請け合い、一緒に遊びましょう!
◆01/27(土)二条nano
MSAYA2018
Music Start Against Young Assault Again
atuiso
folk enough (Fukuoka)
Thermo(Tokyo)
メシアと人人
trespass
open 16:30 start 17:00 adv/door 2500yen
「最近借りてきた中の一冊」
冒頭に収録されている「理想的な月の写真」、若くして死んだ娘のためにCDアルバムを制作して欲しいという老人の依頼を受け、音楽家の主人公が遺品などから想起される曲を作り、その作業を通して彼女の人生(または物語)を構築していくという話。娘の遺品にまつわるエピソードはそれぞれ魅力的なのだけど、なんだか生真面目な感じで進んでいくなーと思っていたら、最後の最後でびっくり、えらく印象が変わりました。老人のエゴかいな、そりゃまたロマンチックだな!でも、ホドロフスキー「エンドレス・ポエトリー」の堂々と、むしろ誇らしげに隠すことなく、剥き出しにされてるホドロフスキー爺さんのエゴの方がロマンチックだと思うな!