不思議なコーラ

trespass/Merry Ghostsでドラムを叩いているカノウのブログ

さあ始まるぞ

楽しみにしていたことがどんどん近づいてきています。私はどんどん浮かれポンチになっています。

MELVINS@Shangri-La ヘヴィでポップで最高な上にStevenのピックを手に入れて夢見心地…各地の先輩・友人に会えて楽しかったし…!!

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素晴らしい日々はまだまだ続くのです。まだまだ遊ぶのです。

さて。Merry Ghostsの話。

次回ライブは神戸です。Z.O.A来神です。対バンするなんて…いやいやビックリですよ、決まってからずっと驚き続けています。

12/1(日) @神戸HELLUVA LOUNGE

【Z.O.A 仮想の人 The moon said that you are the moon】

 

・Z.O.A 仮想の人(森川誠一郎(vo) 黒木真司(g) 藤掛正隆(ds) with/中西智子(b) 若林一也(sax))
・Merry Ghosts

 

open:‪18:30‬ ‪start:19:00‬ adv:2800 door:3300

冬の到来とともに美しい人がやってくる。

 

 

そして年内ラストは☆HISATAKA☆レコ発ファイナル!

レコ発以上にめでたいことなんてあるのか、いや、ない。全力でお祝いします!

12/7(土) @難波BEARS
【☆HISATAKA☆マサカリ共同企画GO 天国と地獄レコ発編ファイナル】

☆HISATAKA☆
マサカリ
HIMO(北新宿)
Merry Ghosts

open 18:30 start 19:00 adv/door 1800

 楽しみです!皆さん一緒に遊びましょう!

 

「最近のドラ活」

ドラキュリアン [DVD]

ドラキュリアン [DVD]

 

そうね、ドラキュラものというより80年代の空気をスーハーするために借りてきたと言った方が良いかもしれないわね。俳優陣の表情・演技が「ビートル・ジュース」だもんなあ、山田邦子の微笑みと似てるもんなあ。

少女まんがは吸血鬼でできている:古典バンパイア・コミックガイド

少女まんがは吸血鬼でできている:古典バンパイア・コミックガイド

 

本書は1970~80年代の吸血鬼を扱った少女漫画を中心に多数資料を挙げながら、吸血鬼こそが少女漫画の核心部だとする(いいねえいいねえ。最近読み観した吸血鬼作品はだいたい全部吸血鬼の扱いが軽すぎてちょっと不満だったんですよ!)。漫画はあまり読んでこなかったので知らないことだらけ、面白かったです!吸血鬼少女漫画と言われて私が思いつくのは、超有名どころのポーの一族・花伝ツァくらいでして…(あ、ときめきトゥナイトの主人公蘭世のお父さんは確か吸血鬼だった気がする。との記事もある、良かった合ってた)。豊富な資料を順番に眺めていくだけでも楽しかったけど本書片手に全部読みたい。 

 

 「最近の読書」

黄金列車

黄金列車

 

前作のスウィングしなけりゃ意味がない、は第二次世界大戦下における若者を描き、今作では中年男性を中心に据えて戦時を書く。どちらも面白い。人間の良いとこ悪いとこ何とも言えぬどんよりしたもの滑稽なものでこんなに胸が震えるとは…。そして作者の文体はとても私を高揚させる。あの現在形で細切れに断言する文章に背中を突かれて前のめりになる。危ない危ない。

kaze no tanbun 特別ではない一日

kaze no tanbun 特別ではない一日

 

山尾悠子がまた読める!というわけで走って買いに行ってきた一冊。(掌編小説よりも短いイメージの)短文オムニバスだし本当に短いんだろうなと覚悟して読む。そしてあまりにも予想通り笑。皆川博子のラスト1行の格好良さにぶるぶるっと悶えたので、以下借り出してきた。

彗星図書館

彗星図書館

 

『辺境図書館』に続く皆川博子によるブックガイド第二弾。読んだことのある本についての記事があると嬉しくなってしまうのは著者のファンだから。そして未読のものを発見すると小躍りしながらメモするのは著者のファンだから。でふふふ

さておき、今回は、世界中様々な地域・時代のものではあるが、戦争・内戦を描いた作品が多く取り上げられ、著者自身の体験を踏まえたうえでのフェミニズム発言が多数見られたように思う。どうもそのあたりが気になって…

本を紹介するというのは、新たな視点・価値観を提供してマイノリティの存在を埋もれさせないようにすること。この視点や価値観は、複雑怪奇な魑魅魍魎たる世の中やっていくのにめっちゃ大事なことだと思うすよね、ハイ(つーか、マイノリティの視点が欠落した作品は、音楽だとか映画だとか文学だとかの皮を被ったまったく違う何かだと思っている。え、何だろゴミとか?や…ワタシ下品な言葉ってよくわかんないから上手く喩えらんなーい)。

今作で気になるのは、著者が少々喋りすぎているように思うのです。つまり、本を紹介するだけでは伝わらないのか、もっとわかりやすい説明が必要なのか、どうしよう全然良い方向に世の中は進んでいない…という著者の焦りにも似た思いが見え隠れしているようで… ああ。 

本書で知って読んだ本をまた喋り散らかすこととする。

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